
プログラム概要
【特別講演】
【特別講演】
ウクライナの戦禍の子どもたちとBright kids Charityの活動
Natalie Blinder
ウクライナ Bright Kids Charity 代表
講師紹介:なんと、Bright Kids Charityはウクライナの首都に事務所を構える団体。病
児、障害児を支援する団体なのですが、ウクライナの状況はみなさんご存じのとおり、現
在は戦争孤児を支援することも少なくないとか。皆さんにウクライナの子どもたちのこと
を知ってほしいと、時差を跳ね返し参加してくださいます。
通訳 松平千佳
静岡県立大学短期大学部/NPO法人ホスピタル・プレイ協会
【基調講演】
基調講演1:医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律等について
猿渡 央子
厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課 障害児・発達障害者支援室
/医療的ケア児等支援推進専門官
講師紹介:
厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課 障害児・発達障害者支援室
の医療的ケア児等支援推進専門官である猿渡央子先生に2021年から施行された医療的
ケア児支援法についてお話しいただきます。(オンデマンド)
基調講演2:子ども、病い、ナラティヴ-「生きられる物語」という視点から
鷹田 佳典
日本赤十字看 護大学 さいたま看護学部/准教授
講師紹介:
法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻満期退学(社会学博士)
早稲田大学人間科学学術院助手、国立がん研究センターサバイバーシップ支援研究部特任研究員を経て現職
専門は医療社会学
病いと健康、死と死別、コミュニティとケアについて研究
基調講演3:こどもたちのこえを社会に届けるために
余谷 暢之
国立成育医療研究センター 総合診療部 緩和 ケア科 診療部長
講師紹介:
2004年大阪市立大学医学部卒業 2014年同大学院博士課程(公衆衛生学)修了
初期臨床研修の後、2006年から国立成育医療研究センターで小児科専門研修を行い、その後スタッフとして救急、総合診療に従事。2014年より神戸大学の緩和ケアチームで成人の緩和ケア診療に携わる。2017年より現職。現在は小児専門病院で疾患、場所を問わず専門的緩和ケアを届けられるように取り組みながら、小児科医がアドボカシー活動を行う基盤整備を若手医師とともに取り組んでいる。
【教育講演】
教育講演1:HPSとしてのこれまでとこれから
大森 頌子
医療法人社団 明照会 あそびと発達リハビリクリニック / HPS
講師紹介:
あいち小児保健医療総合センターやオーストラリアにてホスピタルプレイスペシャリスト
や保育士として活躍されました。2021年からはあそびと発達リハビリクリニックの開院
に携わり、現在はホスピタルプレイスペシャリストとして採用され、活躍しています。
HPSとしての活動やクリニックでの多職種連携についてお話しいただきます。
教育講演2:死を語り合う
山崎 浩司
静岡社会健康医学大学院 大学/教授
講師紹介:
1970年生まれ。上智大学比較文化学部卒、エジンバラ大学大学院社会政治科学研究科修士課程修了、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程単位取得満期退学(後に博士号取得)。関西看護医療大学専任講師、東京大学特任講師、信州大学准教授を経て、2021年4月より現職。専門は死生学、医療社会学。死別の困難に支援的なコミュニティを構築するための参加型アクションリサーチや、死生がテーマのマンガを題材にした研究・教育にとりくんでいる。
【基調対談】
最首 悟
和光大学 / 名誉教授
講師紹介:
主としてぜん息のため9年かけて小学校をご卒業されました。東京大学教養学部生物学教室助手を経て、和光大学名誉教授に。1976年4番目の三女で、その後重度複合障害になる星子さんの誕生や水俣病現地調査を経て、人間関係学を志されました。毎朝のtwitter発信を11年間(!)続けていらっしゃいます。やまゆり園事件の植村聖死刑囚への毎月の手紙を神奈川新聞カナロコにも掲載されています。
聞き手:永倉 みゆき
静岡県立大学短期大学部
【記念講演】
人生を変えた短歌との出会い
横山 未来子
歌人
講師紹介:
1972年東京都生まれ。歌人、歌誌「心の花」選者、大学職員
1996年、第39回短歌研究新人賞受賞。
2008年、『花の線画』にて第4回葛原妙子賞受賞。
2021年、『とく来りませ』にて第8回佐藤佐太郎短歌賞受賞。現在、NHKカルチャー オンライン短歌講座講師。